鍼灸の専門誌『Tehamo』てはも10号（Vol.4 No.2）に症例報告を行いました。
　特集「頭痛とめまいへの東洋医学的アプローチ」における、症例報告「経絡治療に基づく頭痛・めまい～ 1 症例からの考察～」です。ご笑覧ください。
　編集者から「頭痛とめまいの症例」の依頼を受けた際、複数の症状を対象とする症例とは珍しい依頼だなと思いました。念のため確認すると、やはり頭痛とめまいを併発する症例とのこと。しかし、近年はこうした症状が多いのも確かです。要因は多岐にわたると思いますが、ちょうど思い当たる方がおり、まとめてみました。
　頭痛とめまいだけでなく随伴症状も多い症状は、いわゆる不定愁訴として扱われることがあります。現代医学的に不明な部分も多いですが、今号の冒頭の座談会において医学的な見知から診察治療の実際が語られており、みごたえがありました。