昨年より、いわなみ鍼灸院の院内鍼灸研究会として、遊鍼会（第一期）として活動しています。
” 遊鍼 ”には、自由自在に鍼を扱うことができる、という意味をこめました。

前半を実技指導の時間とし、施術の方法や取穴、刺鍼法を様々な角度から検討しています。

後半は『鍼灸要法』の解説とディスカッションを行っています。江戸期の文献で、要法の名のとおり、重要な部分をまとめた教科書的な内容です。これは当時の感覚が活かされた要約であり、現行教育で学ぶ鍼灸学と比較しながらすすめることで、現在の鍼灸にふるくてあたらしい視点をもたらします。本書は昭和16年に経絡治療叢書として復刻されており、近代の日本の鍼灸にとっても要法であることを示しています。

現在の参加者は臨床歴の長い方ばかりで、教育に関わる方もおり、相互に指導が行われています。
今月の3月16日に第11回を迎え、第12回より第二期として新たな参加者を募集します。
参加を希望する方は、お問合せから、①臨床歴、②出身校（在学校）、③参加希望の経緯、をお送り下さい。

遊鍼会 第2期
日時：第1回 4月20日（毎月 第三土曜日を予定）
開始：18:30～
会場：いわなみ鍼灸院