ニュース・コラム
活動報告
北海道鍼灸専門学校 学術講演会に登壇しました
11/1(金)から3(日)まで、札幌市西区の琴似にある、北海道鍼灸専門学校に行っておりました。まだ寒気はそこまで来ておらず、紅葉もこれからと行った感じで、地元の方もやはり異常だと言っていました。
初日は北海道鍼灸専門学校の3年生2クラスへ講義と実技を行いました。全国の養成校の学生さんに共通して東洋医学そのものに興味を持つ学生さんが多いわけですが、初見の学生さんたちとの交流は、その土地の風土というか、ふるさとが育む価値観というか、独特の雰囲気に触れることで私自身にも新たな気づきも多いわけです。あさっての学術講演会にも参加します、と言ってくださる学生さんもいて、うれしかったです。
2日目は経絡治療学会 北海道部会の皆さんに講義と実技を行いました。会員の症例発表も行われ、活発な議論が交わされました。北海道に在住の鍼灸師で経絡治療を系統的に学びたい方はご連絡ください。
3日目は北海道鍼灸専門学校 学術講演会に登壇しました。川浪校長および今野同窓会長から開会の挨拶があり、今回が学校創立50周年の節目に行われる記念講演会と知り、力が入りました。
モデルの方から透熱灸のリクエストがありました。持続的に熱を透しつつ火傷をつくらない、当院の施灸方式による腹部の施灸です。
脈の取り方の解説には学生さんの反応が積極的で、脈診に対する意欲を感じました。
先週の日本鍼灸師会全国大会福岡に続き、福岡の馬場道啓先生と一緒でした。私が午前の講演を行った後、午後の講演を馬場先生が行い、私が座長を務めました。福岡大会では馬場先生が私の発表の座長でしたが、今回はお返しといったところです。
同窓会の方々、学生さんなどたくさんの参加者がありました。
卒後の先生方の臨床のヒントに、学生さんは勉強のモチベーションアップになっていたら幸いです。