鍼療日・ニュース
活動報告
沖縄統合医療学院にて講義
11/27(水)、28(木)を休鍼し、沖縄統合医療学院に出張しました。
ご縁があり、もう10年以上も毎年講義に伺っております。
真冬を除いて沖縄はいつも陽気が盛ん。今回はジャケットを羽織るくらいの涼しい風。沖縄の極めて短い秋を楽しみました。
ミニ観光。午前に糸満市へ。喜屋武岬を目指して道に迷い、その先にあったジョン万次郎上陸の地にたどり着きました。私が経絡治療を教わった先生の一人が、ジョン万次郎の子孫にあたります。ジョン万次郎像を見上げて、急に縁を感じます。
もどって喜屋武岬に到着。「平和の塔」があります。先客は修学旅行か学生の一団とガイドさん。その横で見事な海を眺めていると、平和の塔について解説をしていて、私にも聞こえてきました。
戦時下の苛烈な出来事。言葉になりません…
あの日もこんな素晴らしい景色だったかもしれない。
とにかく、空と海は淡々としていました。
沖縄統合医療の3年生に講義。皆さん熱心でした。今年も様々なところで講演・講義を行いましたが、積極的に参加いただくのは嬉しいですね。
また、講義の合間に、全学年の希望者と卒業生、さらに外部参加者も交えた実技講演を行いました。教室いっぱいの参加者がありました。お互いに今後も勉強を継続しましょう、と皆さんとの縁を深めました。
沖縄を歩くとそこかしこで見かけることば「いちゃりばちょーでー」。一度会えば皆兄弟という意味だそうです。良いことばです。沖縄統合医療学院とのご縁、校長先生とのご縁、先生方とのご縁、卒後にもつながる縁。こうして初見の学生さんたちとの交流を行って久しいですが、今回の講演も新しいご縁を感じる機会になりました。沖縄のご縁に感謝です。