鍼療日・ニュース
活動報告
第65回鍼灸経絡治療夏期大学で講演
先日、8月8日から11日を休鍼し、講演を行いました。所属する経絡治療学会が行う夏期講習会です。有明医療大学を会場に、近くのホテルに缶詰でした。夏期大学はコロナ禍で中断がありましたが、1959年(昭和34)から続く歴史ある会です。今年もお盆の難しい時期ながら、全国から400名ほど参加者がありました。本会は短期講習ですが四年制としており、私は二年目の高等科主任として講義を行いました。また、実技を少人数制で行い、手から手へ指導を行います。現代は情報にあふれていますが、むしろ「師事する」ことの難しさが浮彫になっているように思います。直接出会って、具体的に指導を受けることで啓ける道がある。こうした場を求める方が参加するわけです。
(撮影不可で良い写真がありませんがレポートします)

50年ほど前の本会にて、私の師、岡田明祐師に習ったという参加者に会いました。師が50代。今の私ですね。私が施術中にお越しになり、私の刺鍼の技術をみて「先生にそっくりだ」と言われました。感激して、思わず施術の手が止まりました。
私は師が79才のときに師事し、弟子として最後になりました。それに気負うことも、これで良いのかと自問することもありました。きっと、同じことをくり返すだけでは到達できず、教える立場として様々な角度で研究することで、初めて気づかされることだったのかもしれません。本会や養成校で教授する立場を与えて下さった岡田明三師に、そして毎年現れる初心の学生達に心から感謝しました。
技術の向上に終わりはありませんが、今日もまたくり返す臨床の中で新しい発見ができるよう、精進いたします。
