鍼療日・ニュース
活動報告
石川県鍼灸師会研修会に登壇
2026年2月22日(日)、金沢に行って参りました。新幹線は満席。連休の金沢駅はご覧のとおりの大混雑でした。

石川県鍼灸師会の冨田先生にスケジュールの確認を頂戴した際に、年間で講演の少ない時期を選んだのだと思いますが、期日近くなって「なぜ2月を指定したのか」自問していました。私は雪のない静岡育ち。雪が苦手なのです。ところが、冨田先生はじめ金沢出身の患者さんや知人は揃って「2月末は大丈夫」といいます。たぶん「大丈夫」の意味が私の心配とは違うレベルとは思いますが、私の思いが通じたのか、通じすぎたのか。なんと当日は20度ありました。

石川県鍼灸師会からのご依頼は、初学者向けに経絡治療の概要と、技術を伝授する機会でした。当日伺うとベテランの先生方ばかり…。私は出身大学の11期生ですが、1期生の定池会長、三井先生、4期生の上野先生と大先輩が鎮座しており、参りました。

ベテランに交じって金沢医療技術専門学校の学生さんの参加もありました。上の写真は尺沢穴の提按法を行っています。「ツボ」という表現は実に日本的です。「穴」に鍼をしても効きますが、「ツボ」として反応を得てから鍼をする方が効く。ツボ反応の出方は、屈強な男性か、華奢な女性か、健康か病気かなどで個人差があります。反応を大きく「虚」と「実」にわけ、適切に鍼をすることを「補瀉」といいます。「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。適度で適切な処置が患者様に好まれることはいうまでもありません。最近の講演では、このあたりを掘り下げるようにしています。

ご参加の先生方と一枚。オンライン参加の方々も含め、ご静聴ありがとうございました。

翌日を移動日として、新幹線の時間まで市内を歩きました。予想はしていましたが、近江町市場はこの人出。お顔を隠しましたが、写真にうつる顔は皆笑顔でした。兼六園まで歩きます。

あいにくの曇天ですが、庭は目の覚めるような鮮やかな景色でした。兼六園といえば徽軫灯籠。たくさんの順番待ちの間をみてサッと撮影。この翌日、NHKBS「村雨さんと日本庭園たしなみ巡り」で兼六園が特集されており、スウェーデン出身の庭師、辰剛村雨さんのレポートでいろいろ勉強しました。灯籠の足が片方短い謎について仮説が述べられていました。

赤枠の中にある横たわる四角い石。どうやらあれが方足の先らしい。当日はこれに注目している方はいませんでしたが、放送の後は皆の視線が変わったでしょうね。

金沢は2017年に研究発表して以来でしたが、今年は日本自律神経学会の大会が10月に金沢で行われるため、再び金沢に来ます。次回は金沢城と県立美術館、九谷焼の工房にも行ってみたいと思います。