ニュース・コラム
活動報告
新潟講演と大学視察
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。暑い外と冷房の効いた室内を行き来する方で、体調を崩される方が増えています。当院の患者さんでは、特に胃腸の調子が悪いという方が多いですが、蕁麻疹を発症する方も多いです。暑い日でも入浴し、早く就寝するようにしたいですね。
さて、7/7(日)を休診し、新潟で講演を行いました。新潟駅が改装中で駅の南北が開通して便利になっていましたが、万代広場のバス停留所がなくなっていました。ここにバスがバックで入っていく際に鳴り響く誘導の笛。あの音が聞こえないのも、さびしい…
経絡治療学会新潟部会の依頼は、婦人科疾患でした。学生の参加者も多く、基礎的な診察について話し、施術を実技で示した後、経絡治療からみた婦人科疾患の病理について解説しました。女性の病については、古典(歴代の医書)においても別項を設けるなど、通常の病よりも複雑に考えています。現代においては総排卵回数の増大という、かつてない状況に至っており、PMS(月経前緊張症)をほぼ全ての女性が体験します。様々な症状を随伴することから、鍼灸にも役割があると思います。
翌日の7/8(月)も休診し恐縮でした。新潟医療福祉大学を視察してきました。15学科、5000人のマンモス大学です。校舎だけでなく、サッカーや陸上の専用グランド、クラブハウスやオシャレな寮など、ご案内いただきました。キャンパス広くて車移動でした。
昨年、鍼灸健康学科を設立し、先進的な教育で話題を集めています。学内を案内いただきましたが、廊下や広場などに机椅子が設置してあり、あちこちで自習する学生をみかけました。某カフェ風のラウンジは24時間あいているそうです。ここで勉強したい、と思ってしまいました。高校生も間違いなくそう思うでしょうね。
付属治療院も清潔感あるゆったりした空間でした。地域の方はもちろん、大学のスポーツ学科に在籍する選手や、アルビレックス新潟などのプロスポーツ選手への施術も行うなど、有意義な経験が積める場だと実感、すごい。今回、施設や設備・器材など拝見し、まちがいなく先端的な研究が行われていくだろうと感じました。
学科長の粕谷教授と。ご案内ありがとうございました。
恩師の江川先生にも会えて、うれしかったです。